入院・介護

高齢者向け施設の種類と特徴

高齢者が入居できる施設には様々な種類があります。
老人ホームや介護施設、「違いがよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。

私も最初は全くわからず、手探りですが、様々な施設を見学し、だんだんとわかってきました。
施設によって入居の条件やできること、費用は大きく異なってきます。

こちらでは老人ホームや介護施設など高齢者のための施設の種類をご説明します。

老人ホームや介護施設などの高齢者施設の種類と特徴

種類 施設名 特徴 介護度 看取り 費用
自立 要支援 要介護 入居時 月額目安
介護型 公的 特別養護老人ホーム(特養) 介護保険の要介護3以上が入居条件 3以上 不要 18~22万
老人保健施設(老健) リハビリで在宅復帰を目指すことを目的とする 不要 6~16万
介護療養型医療施設(療養病床) 病院で医療と介護を受けられる(2020までに廃止方針) 不要 7~17万
ケアハウス(介護型) 24時間体制で介護を受けることができる。 0〜1000万 6〜17万
民間 介護付き有料老人ホーム 24時間体制で介護を受けることができる。 0〜数億円 15〜30万円
介護型サービス付き高齢者向け住宅 都道府県より「特定施設」と指定を受けた施設 不要 10〜30万円
グループホーム 地域に住んでいる認知症の方が入居可能な施設 2以上 30〜50万 12〜25万
小規模多機能型居宅介護施設 自宅に住みながら通い・宿泊・訪問を組み合わせて利用できる 1以上 1〜5万
住宅型 公共 ケアハウス(自立型) 諸事情により在宅が困難になった人向けの施設 0〜30万 6〜17万
民間 住宅型有料老人ホーム 比較的元気な高齢者が対象。介護が必要になった場合は、外部の介護サービスを利用する。 0〜数億円 15~30万円
サービス付き高齢者向け住宅 安否確認と生活相談サービスが付いている。介護サービスは別途契約する 不要 10〜25万円
シニア向け分譲住宅 バリアフリー対応など高齢者が暮らしやすいよう工夫された住宅 1500〜数億円 4〜15万円

老人ホームや介護施設を探せるサイト

全国の有料老人ホーム一覧(厚生労働省)

全国のサービス付き高齢者向け住宅情報提供システム(厚生労働省外郭団体


ハナ
ハナ
義理の母が脳溢血で倒れ、入院、介護生活を経て、最終的に介護付き有料老人ホームにお世話になることになりました。
高齢者用の施設の種類も理解できていないまま、いくつもの施設に見学に行き、時間をかけて検討しました。
検討するうちに、特別養護老人ホームのような金銭的な負担の低いホームは数百人の待機があることもわかりました。

有料老人ホームでも良い条件の施設はなかなか空きがでません。
民間施設は安価な施設から高額な施設まで費用によって受けられるサービスや環境も大きく異なり、悩みました。
幸い良い環境のホームに空きができ、入居することができましたが、子供たちが分担して費用を負担しています。